学力分析テスト
学力分析テスト
㈱中央進学会では、
中学・高校・大学各受験対策用の模擬テスト
校内テスト
塾・予備校用テスト
など、さまざまなテスト・試験問題を作成・企画しています。
また年1回、各地域ごとに管理している家庭教師の先生方と共に、地域一斉学力分析テスト「学力診断シート」を実施(小学校5・6年対象)・ご案内しております。
© タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰 サイト名: 漫画 on web URL: http://mangaonweb.com/
問題を解くだけで何がわかるの?
テストを受けるだけで点数以外の何が分かるかを、具体例をもとに説明します。
次の問題を自分ならどう解くか考えてみて下さい。
ちょっと難しい小学校6年生の問題です。
まず、この問題を間違えた生徒さんの場合は、
単位量(面積など)の考え方を理解していない
少数の計算ができない
文章を読んで何をすればいいか分からない
などを、
式をどこまで書いているか、または白紙か
少数の計算問題はできているか
面積の問題はできているか
などから、その子の傾向
学校の授業だけでは理解できていない
計算はできるが読解力が弱く、式を作れない
考える前にあきらめてしまっている
というようなことが、分析できます。
さらに興味深いのは、正解した生徒さんの場合です。
大半の生徒さんは学校で習ったとおり
まず、わり算で1リットルで何㎡塗れるかを出して計算します。
教えてもらったことは理解できるタイプ
です。しかし、他の問題の解き方から、
応用がきかず、教えてもらったことしか出来ないタイプ
という、分析がでる子もいます。
次に多いのは、何倍または何分の一にすればいいかを考える子もいます。
1.3リットルは6.5リットルの5分の一、なので26を5でわって答えを出しています。
数字に強く、文章を頭の中にイメージできる子
だと分析されることが多いです。
ただし、他の問題の解き方から、
直感的に答えがわかることもあるが、そのために式を作るのが苦手。基礎を大事に
と分析される子もいます。
また中にはこんな子もいます。
6.5を2倍すると13になると気づいたのでしょう、26㎡も2倍してあとで10分の一(小数点をつけて)答えを出しています。
いろいろ試行錯誤しないと、なかなか気づくものではありません。
この問題はわざとそう作ってあるのですが、数字が違うと通用しません。
なので、正解なのですが
習ったことを忘れてしまいやすい子
だと言えます。
ただ諦めないで考えたはずですので、忍耐力の点ではプラス評価です。